- 新谷に入社して10年、和菓子部門を支えている戸城さん。
工場で働く仲間からの信頼も厚く、
みんなの頼れるお兄さん的存在です。
- 失敗の理由に向き合えた
新人時代の経験。
- 高校を卒業してすぐに新谷へ入社しました。入社時の配属先は、製造の中でも「和菓子」。最初は、とにかく計量や仕込みを教えてもらいましたが頻繁に失敗することも・・・生地をダメにしてしまったり、出来上がった時の食感が全然違ったりすることもありました。でも、叱られるというよりは、相談に乗ってくれる先輩や上司が居たおかげでなぜ失敗したのかを自分で理解しながら、成長することができました。
- 基本は、和菓子だけど
“万能”になることも大切に。
- 入社した頃よりは、工場のラインも人も増えましたが、変わらないのは「みんなが和洋菓子の製造ができること」だと思います。専門性ももちろん大事ですが、新谷の職人さんは各々の作業をしていても、何をしているかを把握しあえているんです。だからこそ、作業の効率などを配慮したり、少し手があけばサポートに回ることなどもできる。そんなチームワークがあることも新谷の強みだと思うようになりました。
- 後輩ができたからこそ
私もより成長できました。
- しばらく後輩がいなかったこともあり、教えてもらう立場が多かったのですが、ある日後輩が入ってきたときに教えることが苦手な自分がいたんです。たくさん先輩に教えてもらってきたことを、どういう風に伝えたらわかりやすいんだろうと考えたときに、「自分が後輩の立場だったときの経験を伝えてみよう」と思うようになりました。立場に変化があったことで、モチベーションも上がりました。